ひとつだけ

読む必要のないブログを読んでほしいです

万物は流転してくもんさ

ギラメタスでんぱスターズ。

 

マジでいい曲ですよ。

 

 

でんぱ組がなんで宇宙なのかっていうのはよくわかんなくて、世界じゃダメなん?とか宇宙とおすし🍣ってなんなの?とかよくわからないんですけど。

 

ギラメタスでんぱスターズの歌詞にもたくさん登場する、星にまつわるいろいろなワードとか

すごくでんぱ組.incというユニットに合ってるなーって

 

 

いや思うんですけど

根本凪ぺろりん両氏ほんとハイスペすぎてやばいですね

最近ほんとマルチな人多いけど

出向の人が多い職場を見ていて、根本凪とぺろりんは能力あるから出向することになったんだろうなーて

でんぱの曲は生半可には歌って踊れないし、(テクニック的なことではなく物理的に)

でんぱって声がかわいいことが結構重要なポイントだと思うんですよね

根本凪はかわいいというか、重量がありつつ爽やかな声でライブでも音程が安定してるから

ぱーんて聞こえた時にすごい気持ちいいし安心します

ぺろりんのこと正直あまりよく思ってなかったんですが、でんぱに来てくれて知った ほんとに声がかわいい

その点においてかんぺきです

この2人動きもキレてるし歌も安定してて顔もかわいい(当然か)のでほんとハイスペです

 

でんぱ組.incのことをわたしは

どういうものなのかなって

メンバーが脱退したときとか、あんまりつよいファンじゃないなりに考えてたんですよ

6人であったことには意味があったはずだし、どうして?って思ってたこともあって

 

でもわたしが思うに

結局、古川未鈴という人のおおきな夢でしかないんではないかって

思いたいです

 

そのくらいみりんちゃんはすごい人

 

 

今日、ディアステ系のアイドルの音ゲーが出ることを知りました

事前登録したんですけど

参加アイドルの一覧を見てて

ディアステも高名になったんだなって(どこ目線だよクソオタク)

それが古川未鈴さんがブルマでいなり寿司手売りしてたことからはじまってるなら

そこで宇宙がひろがったなら

世の中、生きてるだけでそんな女性と出会えたからそれだけで悪くないなって思ってしまいます

 

古川未鈴さんはけしていい人間ではないだろうと思うんですよね(勝手に)

なんか起きてる時間もへんだし、いつもラーメン食べてるし、むずかしい人っぽいことが容易にわかるし、

 

でも言葉に言い表せない魅力があるんです

わたしにとって

夢眠ねむさんは古川未鈴さんをはじめてみた時リカちゃん人形みたいって思ったというけど、

ほんとにそう

バービーではないんです。リカちゃん人形

 

踊りがほんとうにうまくて

声が個性的で

笑顔がすっごいかわいくて

表情に深みがあって

 

その上でアイドルの仕事がすごい人だから、ほんとにかっこいいって思っちゃいます

 

 

ほんとに、何もなくても

でんぱ組がいる時代に過ごせることが幸せ

古川未鈴さんがアイドルになろうと思ってくれてありがとうって思ってしまいます

 

朝はきらい

朝という時間が好きになれません

 

なんか白々しいような気がして

 

一時期は朝陽のうつくしさを知って感動したけど

それは恋人が横にいたからであって

その後もう一度ねむってもいいような自由な学生の身分だったからであって。。。

 

朝起きてしゃんとする、ということがなあ

きらいなんだよなあ

この先の人生ずっとそんなことが続くなんてゾッとする

 

なぜみんなまともに社会生活営んでいけてるのでしょう?

すごいことですよ 国の存続

わたしには無理だね

 

 

いらっしゃいませ、こんばんはー

2016年7月に芥川賞を受賞してからずっと読もうと思っていた

たしか村田沙耶香という名前を聞いた時に、なぜかその作家が2013年に三島由紀夫賞を受賞した『しろいろの街の、その骨の体温の』を買って読んだ

文藝春秋は買わなかったように思う(羽田圭介の時は文春買った、火花はいまだに読んでない)

 

『しろいろ(略)』はすごい小説だった。

わたしがそのとき恋人と別れてセンシティブだったこともあると思うけど、自分が田舎町で中高生のあいだ過ごしたときの感情が蘇ってきて、それらを供養できたような気持ちになって、誰もいない真昼の暗い実家の2階で、横になって泣きながら読んでいた

村田沙耶香は、女子中高生の性欲を肯定してこんなに綺麗にえがくことができて、自分よりも大きいものがたくさんある中で暮らしてるあの季節の息苦しさを大人になってこんなふうに書けるなんて、とマジで感動したのだ

その後ゼミで旅行に行った際直近の読書の話になって、わたしの敬愛するJ先生がコンビニ人間を「あれは面白かったわね」とあの上から目線(めっそうもございません)で評したとき、わたしは「村田沙耶香すごくいいですね!!」と叫んだ。

「あら、あなたも読んだの」

「イエわたしはコンビニ人間は読んでません」

「じゃ何を読んだの」

「『しろいろの街の、その骨の体温の』という……」

「ヘエ〜読んでみます」

 

 

 

まあそんなわけで

学生には金がないのである。そして卒業後もわたしは金がなく、ハードカバーの本は滅多に買わない。

小さい頃は親にバカスカ買わせていたがこの歳になるとさすがに遠慮も出る。ここ最近文庫化を待たなかったのは姫野カオルコの『彼女は頭が悪いから』くらいだ(たぶん嘘で、筒井康隆なども普通に買ってるんだけど手元に書名がわからないので割愛しました)

 

それでいよいよ出た。

 

わたしは大学四年生のあいだコンビニでバイトをしていた。あまり積極的にシフト入ってなかったのでほぼお遊びみたいなもんだけど。

板橋区の端っこにあるローソンで。なかなか、文学的な思い出が多くあるよ。

 

そんなうえで楽しみにしてたコンビニ人間だけど。

すごく絶賛が多くて楽しみにしてたけど、思っていた衝撃は受けなかった。

『しろいろの(略)』がすごすぎたのかもしんない。あれはエモーショナルな読書体験のうちのひとつ(これについてよく話してるんだけど、中学生で厨二病まっさかりのときに『人間失格』を読んでエッわたしが今まで思ってたようなことをすでに書いてる人がいるししかもクズだ!!ってなったのがひとつ、飴村行というホラー作家の「粘膜シリーズ」にはじめて触れたさいその中のグロ描写に衝撃を受けてその後しばらく蕎麦が食べられなくなったというものがある←気になった方はぜひ読んでみてください)

 

エモーショナルな読書体験のひとつであったんだけど、それと同様のインパクトを期待してたからそう感じたのかもしれない。

 

 

主人公の古倉さんの感じているコンビニ像と、わたしの思うコンビニ像が異なっていることも原因だった。

 

 

ちなみにわたしはネタバレはわりと平気派なのですが、ネタバレされると嫌だという人の読書機会を奪わないためにネタバレ描写はなしでいきます

なので、表現にわたしの雑な解釈が含まれてしまうと思いますが、なにかあったらお申し付けください

 

 

古倉さんはコンビニを、「神聖」「清潔」「秩序」ってかんじにとらえているだろう。(ほんとうに文学部を出た人間ですか?)

だって詳しく書くとネタバレになっちゃうんだもん。

古倉さんのコンビニのイメージは、読んでもらえればわかるけど「白」だ。

村田沙耶香はもしかしたら白が好きなのかもしれないね

わたしはあまり、コンビニにそういうイメージをいだいてない。それはなぜかというと、『コンビニ人間』のコンビニはおそらく新橋汐留とかのほうの、テレビ局がはいってるビルがあったりするような、人がたくさんいるのに静謐さがある街のコンビニだから。

わたしが働いてたコンビニ、もしくはわたしが通ったコンビニは板橋区や埼玉県にあったので、逆である。「人がいないのになんだかガチャガチャした街」。

そういう場所のコンビニは、客が来んでもなんとなくガチャガチャしている。

まず店員にやる気があまりない。

コンビニというものはほぼフランチャイズなので、店の性質はその店舗を管理するオーナーの性質によっておおきく左右される。

その点でも古倉さんとこのコンビニは、もしかしたら正規の店舗かもしれない。新しかったし。

田舎や地方にあるコンビニはフランチャイズなので、その実態は個人商店がコンビニの皮をかぶっているだけ、てなもんである。

古倉さんとこのコンビニは制服の下にシャツを着てネクタイを閉め黒いパンツを着用するのがルールとなっているが、わたしのコンビニは「動きやすい服装なら、まあなんでもいい」。

 

都心の大きな駅がある区域のコンビニに、外国人の店員がいないことは必ずと言っていいくらいない。古倉さんのはたらくスマイルマートのダットくんは覚えが早い。

都心にあるコンビニには全て1人以上外国人が勤めているといえると思う。データはないが。

板橋区のコンビニはわたしが知る限り日本人しかいなかった。埼玉県のコンビニも。

 

古倉さんは廃棄の食品も律儀に購入して食べている。これは古倉さんの性質ではなく店のルールによるものなんだろう。メタ的なことを言えば村田沙耶香が実際に働いていた(今もやってるのかな?)コンビニのルールなんでしょう。

板橋区のコンビニは、廃棄にするものは持ち帰らず店でならなんでも食べていい。ここまで書いてどういうことまでネットに書いていいのか不安になってきたけど、実店舗の話はしていないのでセーフということにしましょう。

 

スマイルマートの店長はしっかりしているが、わたしのコンビニの店長代理?はしっかりしていなかった。

この人に関して、わたしはすごくおもしろいと感じていたけどブログに書くことはちょっとはばかられる。

わたしの友達にはいつもこの店長代理?さんの話をよくしていた。変わった人だけどわたしは結構この人のことが好きだった。

古倉さんは店長に対し嫌悪感を抱く。

 

 

 

こうして羅列していってもキリがないくらい、わたしが抱くコンビニへのイメージと、古倉さん、作者の村田沙耶香が抱くコンビニのイメージはぜんぜん異なるのだった。

なので、わたしは

①コンビニでバイトをしたことがない人が『コンビニ人間』を読んで面白く感じたとき、どういった点がよかったと思うのか

②コンビニでバイトしたことのある人が『コンビニ人間』を読んでどう思ったか

が知りたくなった。

 

 

さらにいうと、わたしは「コンビニ人間」ではないという点だ。

いやそりゃそうだろってツッコミはあるだろうけど、わたしはこの小説の中で「縄文時代的」

と言われているがわの人間のメンタリティだという自覚がある。でも、古倉さんみたいに少し人とズレていて、わたしが正直にものを言った時のあの周りの人の潮が引いていくかんじ、それがちょいちょい味わえるのはあった。

でも基本的にわたしはミーハーな感性で生きてるので、コンビニ人間のがわに立って感じることができない。

 

 

エンドについてだ。

解説を読んで、たしかになんかすごいエンドだということはわかった。

でも読後感としてはちょっと突き放された感があった。

綿矢りさとか金原ひとみもそうだけど女の人でザクッとした小説を書く人の小説って、スピードを出したままカーブを曲がり切ったあと、みたいな読後感でおわるものが多い気がする。

グーーーッとからだが引っ張られていって、重力に負けてたおれた、そのまま。

おわり。

ってなぐあいに。

 

ベビーエンドというのを知らなかったけど、まあたしかにそれは陳腐でおしあわせで続編を感じさせることが出来る商業的においしい終わり方である。ていうか、それこそ縄文的。男と女が繁殖した結果です。として終わる。

 

生まれ直し、という意味にとらえると、すごく神秘的だ。

前に仏教の「内観」について読んだことがあるけどそれっぽい感じ。

序盤で宗教というワードが出てくるけど、それは意図された仕掛けなのかもしれない。あるいはわたしのよくある深読みしすぎ。

けど、宗教みたいといわれた古倉さんの即座の切り返しからみても、古倉さんは変温動物のように生きるサイコパスのようでいて自分が信仰を必要としている、体温のある人間だと自覚があったのではないかと勘ぐってしまう。

↑こういう自分よがりな文章を書くとJ先生に怒られるきがする。

 

 

あと、わたしは白羽という人間にすごく腹が立つタイプの人間だった。

 

 

 

 

結構長々と書いたけど、この文章はわかりづらくて良くない文章だと思う。

でもこのブログを読んでいるあなたたちは読みづらい悪文に慣れている人たちなので校正などはせずにそのまま出す。

古倉さんが白羽に「餌」をだしたのとおなじ調子だね。

ふぇのたす

なんか意外と毎日来てくれてる人がいるんだよ。。。。

なんか書かなきゃじゃん、、、、、

 

 

明日は朝から予定が入ってるんですが

最近ちょっと寝るのがおそかったから未だに寝つけずにいます〜

 

 

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まずみんなに推しを見せてあげるね

 

 

 

化粧のはなしでもするか

 

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これさっきTwitterに載せた画像

友達がみんなの化粧道具みせて〜って言ってたから

もうおふとんに入ってたのに出ていそいそと撮ったんだけどね(いそいそとと、のところでとを何回打てばいいかわからなくなった)

メイクブログってアイドルの中堅って感じがするよね!

 

左上?から

緑のコンパクトは1番最初に塗る下地ー

エチュードハウスのエニークッションカラーコレクターのミント

何色かあって、わたしのおばあちゃんとその友達はこれのピンクを使ってて、お母さんはラベンダーを使ってる(わたしが買いに行ったから知ってるんだよ)

わたしはミントでちょっと顔色悪いのでは〜ってかんじにするのがすきだからミントを選んだよ!(?)

 

その次がとなりの、ブリリアージュ?のリキッドをエチュードハウスのパフで塗ります

エチュードハウスのクッションファンデのライトオークル?をつかうときもある

昔は手でリキッド塗ってたけどめっちゃよごれるからね

一度パフ使うと戻れないね

 

そんつぎ前はキャンメのマシュマロフィニッシュつかってたけど

レブロンのこのパウダー、前に福袋に入ってたやつつかってみたら

これでもサラサラだし、しかもラメ入っててかわいいから最近はこっちにしてます!

これはブラシタイプなんだよね。サッサッとつけます

 

その次はちふれのアイブロウペンシル(ぼかすブラシがついてるやつ)でまゆを適当に書く

わたしの眉毛は広範囲にうすく生えてる型なのでもっともととのえるのがめんどくさい

正直、ほぼ放置してる

ぼさまゆ天皇

眉マスカラ塗った方がいいかな?と思ってぬるときもあったが、正直塗ってるときと塗ってないときの写真写り変わらないからやめた

たまーには塗る

 

そのつぎ

ケイトの有名な3色パウダー(もとはアイブロウパウダー?)でノーズシャドウ

まゆの下に濃い茶色とまんなかを混ぜて塗って、

鼻のサイドはまんなかと一番下のベージュぽいのを混ぜてサッとぬる

ノーズシャドウしてるところを彼氏が見て「それ、意味あるね」と言ったので、意味あるんだなと思っていつもしている

 

そのつぎは目

アイシャドウパレットもケイト

最近気づいたんだけど、わたしキャンメイクのアイシャドウが苦手だわ

こないだも新しいの買ったんだけどなんかだめだったもん

ケイトのアイシャドウ、薄い色をアイホールにぐるっと広めに塗って

ブラウンを二重幅に入れてー

くすんだ赤?を目の下に入れて、

一旦ラインを引く

モテライナーつかってると思ってたら今使ってるのはラブライナーのサンリオコラボのブラックだった

ラブライナーも相当引きやすいしこれは今年の1月とかに買ったやつだけどまだ毛先がボサボサにならないよ

すごい

ちょっとだけはね上げる〜

昔はペンシルで粘膜も埋めてたけどもうやらん

目の上側しか線引いてないしね

 

そして濃いブラウンのシャドウをチップの細い方にとってラインをぼかす

ラインをぼかすことの大事さに気付いたの去年か今年くらいなんだけど

 

そのあとマスカラ〜

マスカラはモテマスカラの黒

2度塗りくらいする 下まつ毛にも塗る

まつエクもだいぶ廃れましたね

まつげ美容液導入をさいきんかんがえてるよ

 

そのあとはヴィセのクリームチークを、気分によって塗り方変えてぬる

今まではよく目の下側に入れてたけど最近は目と口の交差点くらいのところに入れてる

目の下に入れるのはわりと幼く見えるね

 

 

あと顔面油田だから、最後にベビーパウダーをおでこと鼻にはたいて、ほおと顎先にもちょっとはたいて

前髪にもベビーパウダーまぶしてからクシでとかして終了

 

ベビーパウダーつかうとぜんぜん化粧が崩れないし顔がヌメヌメしなくてすごい

 

 

以上だ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもろうてやがて悲しき

池袋という場所がとても好きなんです

 

 

久しぶりに訪れても相変わらずどぶの匂いが濃くて

不細工な学生と金のない大人ばかりいるけど

池袋が好きです

 

駅はあまり大きくなくて、新宿や渋谷みたいに駅のホームを通らないと違う出口に行けない、みたいなこともなくて

ねずみのように地下を這い回って移動することができるし

 

サンシャインシティは昔処刑場だった場所に立ってて、無意味にデカくて

展望台も大したことなくて、子供騙しの遊び場で

サンシャイン水族館の魚は一度管理不足で全滅するし

 

いつも噴水の広場で催しがやってて

篠崎愛が来たり

 

サンシャインシティに行くとなぜか恋人とけんかしちゃうし

 

 

サンシャインを出たらおとめロード

オタクのお姉さんがたくさんいるし

怪しげな男の子や女の子が働くカフェもたくさんあるし

 

西口公園はまるであの小説みたいに男が女に声をかけていて

 

東は西武で西が東武、池袋はふしぎだと歌われるように

 

その西武東口ではいつもわたしの好きなあのシンガーソングライターが歌っている

細いあしで地面を踏みつけながらね

 

 

 

ああ、いいなあ、池袋

 

 

 

 

 

 

 

此度の上京は、だいたいみんなに会えて良かったです

会えない人も連絡をくれたし

次はかならず会いに行きますからね

 

大学にも行きまして

すくない胸一杯にノスタルジーを感じることができましたよ

 

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エヘッ

 

 

 

 

人によっては

大学の頃と顔が違うなあという人もいて

しっかりしてるというか、いきいきしてるっていうのかな

きっと仕事に向いてるんでしょう

 

ともだちがこれからしたいことを語ってるのを聴いてると、なんだかめちゃくちゃ良いです

みんなほんとに分野はそれぞれなんだけど同じように志があったりして

 

 

わたしもやりたいこと、明確に言い表せないけど

もっと色々うごいていきたいですね

そのためにはお金が必要なのでメイクマネー

 

 

 

 

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「ねえ、今突然一人ぼっちで砂漠に置いてきぼりにされるのと、一生ずっと片思いしか出来ないの、どっちがまし」

きみが太陽の方から問いかける。ここはぼくらの中学校の屋上。

「なんで突然そんな2択?どっちも嫌だなあ」

ぼくは屋上の手すりにひじをかけ、ぐいーっと背中を反らす。

「片思いってそんなにいや?」

「片思いは……つらいだろう。最近それすら縁遠いけどね」

 

きみは少し不服そうに、手すりに片手をかけたままこちらをにらんでいる。ぼくはきみのほうを見てないけどわかる。きみがどんなふうにしているかは。

 

 

「砂漠ってどんなところかしらね。どのくらいほこりっぽいんだろう」

きみが突然話を変える。これもいつもの事だ。

「体育大会のグラウンドみたいなのは勘弁だなあ。1時間いて髪がゴワゴワになるんだ。鼻をかんだら真っ黒だし」

 

「やだ。きたない」

きみがくすくす笑う。高い声がいくらでも青い空に吸い込まれていく。

 

ほこりが舞う。

 

「わたしは片思いって、結構いいと思うけど」

きみがくるっと姿勢を反転させながらすこし大きな声で言う。スカートが遅れてついていく。風をはらんで、向こうの青が透けて見える。

 

「マゾなんだね」

きみが突然怒った顔で早歩きにこちらへ向かってきた。

「そうじゃなくて。両思いより、可能性があるでしょ。両思いになったら、もう可能性はないんだよ。だってあとは別れがあるだけだから」

どうしてそんなに怒っている。

「可能性がないってことはないだろう。そのまま結婚するとかさ」

 

「結婚したって、離婚するか死別するかだわ」

きみは遠くをみている。角膜と青のあいだの涙でできたスクリーン。

「どうしてそんな悲しいこと言うの?」

「ほんとのことじゃない」

ぼくは言葉もない。

「だとしたってさあ」

 

考えて、やっとの思いで喋り出した。

「ーー外国で、抱き合ったまま白骨化した遺体が上がったというニュースを見たことがある」

つづける

「それってどうなるのかな。永遠に両思いと言えるのか」

きみはこたえない

「話、聞いてる?」

「聞いてない!」

また怒っていた。

 

 

「世界一高い場所ってどこ?」

キリマンジャロのことかな。きっと違う。この年の頃の女の子はみんなこうだ。

「さっきからなんなの?その問いは」

「お前、このままみんなのところに戻らないつもりしてるんだろ」

「もう行くよ。そろそろうちのクラスの合唱の練習が始まる」

ぼくもさすがに腹が立ってきた。立て続けに言い放って校内につながるドアへ向かう

 

 

「愛ってどこに落ちてると思う?」

ふりかえる。

「あそこかしら」

 

 

 

 

 

 

 

 

きみが見えなくなった。屋上の手すりには、君がいつの間にか外した臙脂色のリボンタイが括られて空へ伸びている。

 

あまりの眩しさに明順応を起こしたようだ。

 

 

 

 

せんせい、せんせい、と呼ぶ声に

やっと意識を取り戻した。

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。

 

深夜の住宅地には低い音がひびく。人がたくさんいる駅中などは気にならないが、このように静かな場所を歩いているときは誰かに叱られるんじゃないかと不安になるほどの轟音をたてているような気になるわ。

ながい把手とタイヤがついているだけの大きな箱なのに、それらがつくだけでこんなに便利よね。ふしぎなものだけど、ただの箱とはその点が大きく違うのだわ。ながい把手があって、タイヤがついている。それだけのことで両手がふさがることもないし、長時間はこぶのにも苦労がないのだから。

この道具を発明したのはだれなのか、なんという会社でつくられているのか、なにも知らないけどわたしは使っている。便利な時代だけどすこしさみしいわね。

この緑色したトランクをプレゼントしてくれたのは今年22歳になるわたしの孫なの。とても素直な子でね。小さい頃からよく遊びに来てくれて、おじいちゃんの仏壇に供えてある桃を見ては食べたがっていた。おじいちゃんが桃のことを「すいみつ」と呼ぶのが好きだったわね。気がつくと真似してそう呼んでいたわ。

孫は今広告の会社に務めているわ。仕事が大変なんだそうで、ここのところ少し痩せたみたい。もともと食の細い子だからわたしは心配で、咲子にーー咲子はわたしの長女なんですけれど、その咲子につい電話をかけては、孫にきちんとご飯を食べさせているか聞いてしまうのだけど、ここのところは「もうあの子も大人なんだから、自分でやってるんだから」と言われてしまうのよね。咲子はすこし冷たいわ。母というのは子が幾つになろうが心配して世話を焼くものなのに、それはいつの時代だろうと変わらないことであるべきなのに。

咲子が冷たいから、代わりにわたしがあの子に世話を焼くことにしたの。あの子はとても優しいから、わたしの家に遊びに来たときに携帯電話の番号を教えてくれていたのだわ。仕事が休みだと聞いていた月曜日に電話をかけて、足りないものはないか、お金が無くてひもじい思いをしていないか、そして、ごはんはきちんと食べているのかしら、ということを聞いたら、あの子は笑って、大丈夫だよおばあちゃん、ちゃんとやってるから安心して、と答えたの。

ああ、あの小さかったこどもは、今では祖母に気を遣わせないようにと電話口でこんなふうに明るい声を聞かせてくれるようになったのか、時間の流れを感じてくらくらとしたわ。おじいちゃんが生きてたらきっと過保護なほど褒めるに違いない。素晴らしい子だわ、あの子は。

わたしにできることがないか、いつも考えていたわ。あの子の家に行ってみようかとも思ったけれど、さすがに迷惑よね。もしかしたら好い人がいるかもしれないし、そんなところにこんなおばあちゃんが現れたら興ざめさせてしまうかもしれない。

荷物を送ろうか考えたけれど、わたしが買えるものはあの子にも買えるのだわ。あの子は遠慮して食べたいものやほしいものなど言わないし、しばらく考えていたけれどやっぱりわたしにはあの子の役に立つようなものが思いつかなかった。

だからあの子の口座に少しばかりのお金を振り込むことにしたわ。毎月の年金からだから、ほんの少しだけしかあげられないけれど、それで少しでもおいしいものを食べてほしい。あの子はすぐに電話を寄越したわ。おばあちゃんありがとう、いいのに、と言って。わたしは孫の声をふたたび聞けたことが心の底から嬉しかった。

孫は、わたしを気にして電話をよくくれるようになったわ。仕事が終わってからだから、遅い時間になるのだけど、週に一度は電話をくれたわ。わたしはほんとうに嬉しくて。デイサービスの細本さんにもつい自慢してしまった。細本さんはいつものように、名前と同じに細い目をさらに細めて、「それは本当によかったですねえ、兎山さん」と言った。

孫は電話でいろいろな話をしてくれた。仕事のことが多かったけれど、会議で発言したら上司に褒められたこと、自分の企画したものが通るかもしれないこと、またある日は、上司に叱られたこと。仕事をしていれば、大変なこともあるわよね。わたしがあの子と同じ年のころには、仕事をやめてもう咲子を産んでいたけれど。

 

 

あの子から最後に電話が来たのは、先週の火曜のことかしら。いつもならあの子がまだ仕事をしている時間にかかってきたから、最初はあの子だと思わなかったのよ。お風呂に入ろうとしていたものだから、あわててバスローブを羽織ってピアノの上に置いてある電話の子機をとった。

あの子の声はどこか震えていたわ。もしかして泣いてるのかしら、仕事で辛いことがあったのかもしれない、と思って、わざといつものように話しかけた。ヒナちゃん、大丈夫かい?もうご飯は食べたの?

あの子は、すこし黙ったままでいたけど、やがていつもと同じように話しはじめた。今日は上司にすごく嫌なことを言われてね、みんなも迷惑してるみたいだった、けどさ、新興宗教みたいなもので、誰も上司にオカシイとは言えないんだよ、でも我慢するしかないよね、仕事は大変だけど楽しいし……。わたしは、少し心配になって、もしどうしても辛いことがあるのなら仕事を辞めたっていいよ。また新しい仕事を探せばいいじゃない。と言ってみた。あの子はまた黙って、ありがとうとだけ小さく言った。

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。

わたしはまだ夜の住宅街を抜けていない。ここからは緩やかな坂になっており、このまま進むと山に向かう道につながっている。だんだんトランクの重みが増してきたように感じて、すこし疲れてきたわ。でも、あと少しであの子が待ってるから、もう少しの辛抱よ。

このトランクはね、孫がくれたの。いまこの中には、孫の上司だった人が入ってるわ。刈田さんと言ったかしら。左手に指輪をしてたからきっと奥さんがいるんだろうけど、あまりいい顔ではなかったわね。

 

あの子はとても優しい子なのよ。この坂を上ると、あの子に会えるの。